明日は明日の風が吹く

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タムリエル放浪記

Tomorrow is Another Day
旅の記録

VIGILANT EP4 コールドハーバー 1

VIGILANT

未プレイの方はご覧にならないようにご注意ください。
ネタバレありSSダイジェスト EP4 その1
台詞は大分ねつ造しています。お許しを。

「ようやく目覚めたか」
「う、うわあああ!?」
「な、なんだあんた!?化け物!?」
「失礼な若造じゃ。まあ間違ってはいないがな。今となっては」
「え、こ、ここは?」
「ここはマスマラツ修道院。かつて栄華を極めたアレッシア会の修道院であったところだ。
もう何千年も前の話となってしまったがな」
「いや、そうじゃなくて…」
「モラグ・バルの領域よ。コールドハーバー。
ふん。ここに堕ちるほどだ。お前も余程非道な真似をしてきたのだろう。
来る日も来る日も、石棺から次々と魂を奪われたものが沸いてくる」
「コールドハーバー…って… え、俺、地獄に堕ちた、ってこと…?」
「ここが…コールドハーバー… そうだ、俺は、モラグ・バルの誘いに乗って…」
「人…? うわっ…!!きもちわりい…」
「俺もやがてはああなっちまうのかな……」
「あんた、生きているのか!?」
「いや。もう、4、500年前に死んだ。そして、魂の一部をここに掠め取られた。
道は閉ざされ、灯りもない。モラグ・バルは人から死を奪い安息を取り上げる」
「やっぱり俺も死んじまったのか…」
「いや。お前は死んではいない。生きたままこの世界に取り込まれたようだ。
しばらく前にもそのような者を見たが… 珍しいことだ」
(その生きた人間は、ウォーターフロント地区のヴェリン砦につれていかれた? もしかして…)
(なんて場所だ… どっちむいても、死ばかりじゃねえかよ…)
(でも、不思議な住人たちがいる。まるで、狂人が紡いだおとぎ話の中に紛れ込んだみたいだ。)
「このウォーターフロント地区はヴェルナカス卿というデイドラが支配しているが…
まあ無能だな。あれほど無能なデイドラにはなかなかお目にかかれない。
お前も有能そうには見えないが。だが、探し物はそこにあるかもな」
「…ご親切にどうも」
「ジョヴァンニ! あれはマルソなのか…?」
「馬鹿なマルソ…カンパネルラの心を奪うために、モラグ・バルの力を借りたんだ。
そしてジョヴァンニも、カンパネルラを取り返すために、同じ事をした」

 

「ジョヴァンニもいずれはああなるだろう」
「そうか……」
「うへーー…おっかねえ砦だな…」
「見たこともないデイドラがうじゃうじゃいる!」
「ここだな… お邪魔しま… …あっ!!」
「そら、私の言ったとおりだろう。来たようだぞ。ひよっこ番人が」
「そのようだな。やっと貴様の与太話から解放されそうだ」
「おっさん!!」
「よかった!無事だったんだな!」
「この状況を無事といって良いなら、世の中のほとんどの出来事は無事の範疇になるな」
「さて、感動の対面はそこまでだ。」
「もう一度名乗らせてもらおう、番人よ!
我こそはヴェルナカス! キナレスの死と唄われた者である!
貴様に受けた屈辱、今こそ晴らそうぞ!」
「えっ!? 誰!?」
「ホワイトランで倒したデイドラだ。お前がとどめをさした」
「いたっけ!?」
「言っておくがお前が負けたら俺はモラグ・バルへの貢ぎ物にされる。気張れよ」
「偉そうな囚人だな!!わぁってるよ!」
「なんだこいつ!速い!」
「よくぞかわした!だが私の炎をかわせるかな!?」
「やりおるな。ひよっこ番人よ」
「いい加減俺も場数踏んだんでな!! うぉっとお!」
「間合いをとれ! そんな見え見えの突撃を正面からうけるやつがあるか。障害物を利用しろ。
右だ。がら空きだぞ。遊んでるのか?」 
「「うるさいな!もう!!」」
「うおおおお!!これでどうだーーー!!!」

「よっしゃあああ!」
「やったぜ!! くっそ! ぜったい生きてるって思ってたぜ!」
「生きているかどうかに関しては、まあ微妙な問題だが。で、お前はどんなヘマをしてここに来たんだ」
「傷つく言い方すんなよ!」
「ほんと、おっさんがいない間に、いろんなことがあったんだぜ。
まずは帰り道を探そうぜ!」
「そうだな。だが、俺はあまり動けない。
おまえが俺をここから連れ出してくれ。“おまえを信じる” “任せろ!”」
「下手な声まねやめろ!」
「ところで、これどうやってあけるんだ?」
「……。」

「先が思いやられるが宝物庫をみつけたのは幸運だな。使える装備があればいいが」
「装備を調えて先に進もう! 
さっき変な仮面の騎士が、ステンダールの番人を見かけたって言ってたから、
後を追ってみようぜ」

 

 

「いっとくけどなあ、俺が助け出さなかったらあんた今頃モラグ・バルに串焼きにされてたんだからな!」
「そしてお前は右も左もわからず、あの骨の仲間入りをしていただろうな。
ここから出るならば今しかない。モラグ・バルの力が衰え、世界の崩壊が始まろうとしている」
「何であんたそんなこと知ってるんだよ」
「ヴェルナカスをおだてて聞き出したのと……さて、な。
とにかく先に進もう。時間は無限にあるようでいて、そうでもない」

 

 

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