明日は明日の風が吹く

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タムリエル放浪記

Tomorrow is Another Day
旅の記録

VIGILANT EP4 コールドハーバー 2

VIGILANT

未プレイの方はご覧にならないようにご注意ください。
ネタバレありSSダイジェスト EP4 その2
キャプションに台詞っぽいのあり。大分ねつ造しています。お許しを。

 

「番人はこっちに行った、曲がった剣、って、アルタノさんかな?
ってなんだあれ! なんかすごいの飛んでるぞ!」
「空飛ぶデイドロス!?」
「これは画期的だな」
「感心してる場合かよ!」
「こ、この剣、って…」
「残念だがアルタノはこいつの餌食になってしまったようだな」
「行く先々にジャンカン卿! 人狩りのヴァルラ?」
「マラーダの浄化で手柄をあげたベルハルザ帝の騎士。
半エルフの血に振り回され、はじめはエルフ狩り、最後は狂気に陥り、猟犬をつかって人を狩った。
ここではモラグ・バルに重用されている。用が無いなら奴の砦には近づかないことだ」
「迂回しても帝都にはいけるっぽいけど… 寄っていくのか?」
「ジガラグのオーダー軍の侵攻が迫っている。
そんなことをしている時間はないはずだが…
さて、どうも呼ばれているような気がする。」
「あんたのそういうカンには従った方がよさそうだな」
「うへえ!すごい砦だな」
「人の身でありながら、モラグ・バルに認められ、この砦を任された、か」
「これがアレッシア?」
「そのようだな。奴隷たちを率いてアイレイドと戦い、初代皇帝となった。
そして、この砦の主、ヴァルラが仕えたという2代目皇帝ベルハルザは、アレッシアの子だ。」
「美人だけど… なんか悲しそうに見えるなあ…」
「信徒がこうなっちまってたら、そりゃそうだよな…」
「しかし、いい加減、腹減ってきた。って、お! ここは食堂かな?」
「うおーー!豪華なステーキだ! ちょっとつまみ食いしても大丈夫かな?」
「俺ならご相伴にあずかるのは遠慮しておく。よく見ろ」
「……あ、はい。」
「何か下で物音したけど… この先は厨房かな」
「あまり見たくない気もするが」
「本格的だった!!」
「あんた、前もどっかで捕まってたよな…」
「ワインにつられてのう」
「良かったな… あめ色になるまで炒められなくて…」

 

「こ、これがベルハルザ帝…? 変わり果てた姿に…」
「もう正気は残っていないようだな――」
「用が無いなら早々に立ち去れ。犬の餌にされたくはないだろう」
「なんか… 倦んでる感じっていうか…あまり戦う気なさそうだけど…」
「人狩りのヴァルラだな? その首もらい受ける」
「え、おい、おっさん」
「面白い。久々に犬たちに新鮮な肉を食わせてやることとしよう」
「ちっ! 犬が厄介だな。オーズ! 犬を引きつけろ」
「簡単に言うけど、こいつ、つよいぞ!?」

 

「させん!」
「うわっとお!? くそっ! 間合いが…! 盾ごしに攻撃してくるのか!」
「Yol-Toor-Shul!」
「シャウト!? やった! …って、あれ…風景が――」
「これは… ヴァルラの記憶…?」
「マラーダ掃討は第一期393年。4000年以上前の光景だ。あれがベルハルザ帝か」
「ヴァルラ、だめだ、その子を殺しちゃ! そうしないと、あんた…」
「良かった。…皇帝も、本当にヴァルラを愛していたんだな」
「アリノールで元気に暮らせよ、おまえたちも」
「そうなるべきだった物語の中に、彼らを還していくんだ」
「どっちが本当なんだろうな… 
コールドハーバーのヴァルラの末路と、幻視の中のヴァルラと」
「さて、な。歴史書に彼の名はなく、ベルハルザ帝についても多くは語られていない。
信じたいように信じればいいさ。」
「そうだな。俺は、アリノールで犬たちと一緒に大冒険をした、って信じてえかな」
「何にせよ、はるか昔の話だ――」

 

 

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